今季もだいぶ残り試合数が減ってきまして、オフシーズンに入っていきます。
ただ、年明けからはアジアカップもあるしでなにかとサッカーと関わる機会はあるのでそれが救いです。
元日の天皇杯がないのが違和感たっぷりですが…
それにしても今日寒いですね。
GKのプレーを楽しむちょっとしたポイント3つ
普段サッカーを観戦しに行く、あるいはテレビで見るとなったとき、「ゴール」した時がサッカーが最も湧く瞬間です。
ただ、キーパーからするとゴールシーンというのは屈辱以外の何ものでもないわけで、そうされないために色んな準備を実はしています。そういう陰のところも本当は理解して欲しいけども、そこまで細かく見ても楽しくないので、サッカー観戦したときに、是非見てみてほしいGKのプレーをあげてみます。
キーパーのプレーを見るのが少し楽しくなってくれると思うのです。
Point1 シュートストップ(スーパーセーブ)後のリアクション
意識せずともシュートストップは見ることになりますね。「絶対入った!」と誰もが思うシュートを止める。これほどの醍醐味はやはりございません。スタジアムも湧きます。
ただ、GKを見るのならやはりその後のリアクションです。
・止めた後も沈着冷静なのか( 例:楢崎)
・ドヤ顔なのか(例:川島)
・キレてるのか(例:川口)
実際、止めた本人も超絶喜びたい瞬間なのですが、それを素直に表現するのか、すぐにきりかえるのかなど、リアクションは千差万別。一番ネタにされやすいのは「ドヤ顔」ですが、僕には気持ちがわかります。ぼくはこれだからw
Point2 キックの質
ぼくがこのブログで再三取り上げている西川のキックが日本では一番ですが、GKによってキックの弾道はちょいちょい違います。もちろん、シーンによっても違います。
カウンターのチャンスなのか、ここは一旦ゆっくり始めたいのか、はたまたFWに長身のターゲットマンがいるのか。チームの状況や戦術にもよって少なからず蹴り分けていると思うのですよ。
そのキックの高さやスピード、どこに向かって蹴ってるかなんかを見てみると、何気なく蹴っているようなシーンでも考えがあることが徐々にわかってきます。
もちろん、考えているところに蹴れるかどうか…というのはあるのですが。。
Point3 見方の得点・自分の失点のときのリアクション
意外と見落としがちですが、見方が点取ったとき超絶喜んでます。
W杯の時には芝を食べてるだかなんだかで話題になったキーパーがいましたねww これくらいのリアクションはさすがに稀ですが、やはりその表現は千差万別です。
サポーターを煽る人もいるし、静かにガッツポーズの人もいるし、祈りを捧げる人もいる。地味ですが、エンターテインメントにあふれたシーンだったりします。
また、失点直後のリアクションも必見です。
自分が応援しているチームだったら訪れないに越したこと無いのですが、何度も見てればそりゃあいつかは失点します。そんなとき、GKがどんなリアクションをしているのかも、なかなか個性があふれていて面白い。
よっぽどのやらかしでない限り、GKは建前上だけでも見方を叱咤しているところが多いかもしれません。
キーパーのメンタル状況は試合の結果をそのまま左右しかねません。そのため、失点直後に落ち込んでいるわけにもいかないのがGKというポジションでもあります。
自分がやらかしてしまったと自覚しているときほど、どれくらい早く切り替えることができるのか…というのは一つの観察ポイントだと思います。
大きくは上記の3つがエンターテインメントとしてキーパーの動向を楽しむことができる観察ポイントかと思います。もちろん他にも見所はあるんですけどね。マニアックにすぎるのでこんなもんだと思います。
やっている人はちょっと事情が異なる
これがGKをやっている人となると観察ポイントはよりマニアックになってきますがね。
たとえば、キックだったら、リスタートの早さをどう使い分けているか、スローとキックをどう使いわけるか、キックのフォームやボールの回転、細かい予備動作やポジショニング…
キーパーの一挙手一投足がかなり参考になります。
キックのフォームとかセービングのフォームとかは、そのまま真似してもいいくらいですからね。
GKスキルをあげたいならJを見よう
「Jはレベルが低い」よく聞く言葉ですが、エンタメとしてサッカーを消費している場合にはそうかもしれません。ただ、いちプレーヤーとして見るならば、やはりJリーグは相当なレベルの人たちで、学べることはかなり多いはず。
この前、コーポレートゲームズのエントリでも書いたのですが、引退した人たちですらアマチュアの僕らは相手にならないクラスにいます。
いわんや現役をやって話でして。
もし、このブログを読んでくださっている方がGKとしてのスキルを向上したいと思うなら、JリーグのGKのプレーは見ておいて決して損はないとぼくは思います。
今回はこんなところで。
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