なんとJ1の最終節だというのにレイソル対アルビレックスは積雪で中止だそうで…
個人的にはアントラーズ対サガン鳥栖の結果とともに最重要チェック試合だっただけに非常に残念。色んなことが決まったあとに試合するってなんかやりにくい。。
しかし、自然には逆らえませんな。
もう紹介されつくされてますけど
先月だったか、GK界隈でちょっと話題になった動画が公開されました。
フランス リーグ1の強豪 ASモナコのGK練習の動画です。まずはご覧になってみてくださいな。
わたし、この動画見た瞬間に膝を打ちましてね。
「その発想は無かった…!!」と。
GKの目の前でコースが変わる
このトレーニングは目の前でコースが変わることを想定してトレーニングが組まれています。GKの前の柵がDFや敵FWの足だったりを想定しているんでしょう。
で、シュートが飛んできていきなりとんでもない軌道を描いてくる。
単純にシュートをストップするトレーニングももちろん大事ですが、このトレーニングはより実践的かと思われます。特にミドルレンジやロングレンジのシュートが人に当たって入ることは珍しくありません。
そういう時、棒立ちになってしまうGKは結構多い。ご多分に漏れずぼくもそうでした。
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トレーニングしてないことは出来ない
鬼の反射神経を有していれば別かもしれませんが、この手の反応は練習していないと難しいと思う。それがわかっているから、モナコほどのビッグクラブでもこうしてトレーニングをするんでしょうね。
目の前でコースが変わるのって、本当に見た目以上に処理は難しいのですよ。距離があるように見えても、ゴールマウスに立ってる側からすると本当に消えたように見えることだってあります。
反応する方向を決めたあとにとっさに頭を切り替えて反応し直すのって、車を運転していて、いきなり人が飛び出してくるようなもので、「コースは急には変えられない」って気分なのです。
外から見ていると「反応しろよ」「反応してくれよ」ってそれこそ鬼の瞬発力で反応きますけど…
だからこそ、そういう場面を想定したトレーニングって本当は重要だよなあ。
もっと早く知りたかった… なんでおれはやらなかったんだ…orz
って、この動画を見て思いました。切実に。。
この手のトレーニングって、Jリーグのクラブでもやっているんでしょうか?いつか練習も観に行ってみたいと思っているんですが、現状行けていないので実態まではわかりません。
動画コンテンツの充実度
ぼくが学生のとき、コーチはいませんでした。いまのように動画コンテンツとかもDVDとかを買ってくるしかなくて、手に入らないことのほうが多かったです。あっても高いし。
今はYouTubeを始めとする動画がかなり充実してます。
こうやってビッグクラブのトレーニングが公開されていたりするわけです。コーチがいなくても、蹴ってくれる人さえいればトレーニングの強度を上げたり、バリエーションを増やすことも比較的容易になりましたよね。
このトレーニングみて思いましたけど、プロのトレーニングはその意図が非常に明快でわかりやすく、トレーニング自体それほど難しいものでもありません。強度は鬼高いけど。
ゴールキックのコツを書いたエントリでも参考になる動画を添付しましたが、動画は自分で観察もしやすく、非常に優秀な「コーチ」たりえるのではないでしょうか。
本とかだけだとどうしてもわからないことが多いですからね。。
コーチを専属でつけられない現役の人たちは、こういう動画をストックしていったらいいんじゃないかな。
さて、このあとはJ1最終節。
優勝も決まるし、降格も決まるし、レイソルはないけど楽しみなのは変わらないですね
今回は以上!
コメント
はじめまして。
私は学生の時、ゴール前にコーンを並べてシュートのディフレクションに反応する、といった練習をやっていました。
ただ柔らかいコーンだとシュートの勢いが吸収されてしまい、GKのところまでボールが届かなかったりして、あまりうまくいかなかった記憶があります。
動画ではフェンスを寝かせて使っていますが、コーンバーを一本置くだけでも似たようなことができそうで面白いですね。
>バターさん
随分とご返信が遅れて申し訳ありません。。
この練習は本当におもしろくて、ぼくも「やれば良かった」の筆頭練習でもあります。
こういうことは専門のGKコーチがいたり元々知っていないとなかなか発想できませんが、
今は動画とかで見やすくなっているのがいいですね。
[…] これに加えてやはり威力を発揮するのがYouTubeで公開されているプロのトレーニング動画の数々。この前に紹介したモナコのやつとかは目から鱗もの。 […]
[…] モナコのトレーニングが公開されたりしていますが、トレーニングの方法からして再考することも1つなのかなと思うんです。 […]