どうも、僕です。
先日、ドイツ式GK技術確認を紹介した。
この記事の中で、映像は自分で検索しようということを書いたのだが、参考になりそうなことは当ブログでも紹介していこうと思う。
なので、よかったらツイッターで紹介してください(ゲス顔)
スペースディフェンスの参考
さて、さっそくいってみよう。
まずはこの動画だ。
これは、本の中で事例として紹介されているシーンの動画だ。
クルトワが前に出すぎていたため、アダムにロングシュートを決められてしまったシーンだ。
残念ながら、シュートを打たれた直後にどこにどんな姿勢でポジショニングしていたかはわからない。
全体的に前がかりになっていたため、クルトワとしてはDFラインの裏をケアする意識が強くなっていたことが想像される。
そのため、おそらくペナルティエリアを出たところでポジショニングしていたと思われる。
そのタイミングで、アダムがノーマークで前を向いたため、思い切ってチャレンジしてみたら入った、という形だと思う。
詳しい解説は、書籍のP98からの「スペースディフェンスでミスが多い理由」を参考にしてほしい。
チーム戦術との兼ね合い
1つ言っておきたいことは、このプレーはミスはミスだが、チーム戦術との兼ね合いも考えなければならないということだ。
この場面でゴールにへばりついていた場合、DFとGKの間には広大なスペースができることになる。
よって、このスペースをどうするのか?という問題が出てくるのだ。
それは、チームとしてどう守るのかによるので、一概にGKのみのミスとは言い切れない。
その他の参考動画
このほか、スペースディフェンスのミスから失点している動画もいくつか紹介しておく。
観点としては、
・なぜこの失点が起こったのか
・チーム戦術的にどうだったのか
・どう対応したほうがよかったのか
などを想像することだ。
ミスは誰でもする。
だからこそ、その失点を糧として、学びなおさなければ成長はない。
これらのシュートは、凡ミスを起点としているものも中にはある。相手にパスしちゃったとか。
だが、それを笑うことは簡単なので、プレーの意図を想像し、言語化することが重要になる。
それができれば、自分が似たような場面でどうプレーするべきなのかがわかってくるのではないだろうか。
まとめ
個人的に、GKはとにかく言語化の力がとても大事だと考えている。
なぜなら、GKは味方へのコーチングで「言語化」することが求められるし、再三書いているように、プレーに論拠をもてることで、再現性を高めることができるからだ。
なので、まずはこの本を読んで考え方を学び、基準を自分の中に持つことが重要になるだろう。
そして、動画を見て研究したり、自分のプレーを動画で撮るなどして検証することが向上するためには必要になってくるはずだ。
もちろん、本の内容を鵜呑みにしろということではないが、少なくとも「本当にここに書いてある通りなのか?」と考えることは、少なくとも自分のなかで明確に言語化された検証対象を持てる。
その意味でも、読んでおいて損はないと思う。
※注:回し者でもなければ、著者からお金をもらっているなどの関係性は一切ないw ただし、書籍を紹介するときのリンクはアフィリリンクであることはお伝えしておく。ぜひこのリンクを踏んで勝って欲しい←
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