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チョンソンリョン選手に見る反応の遅れを補う高さの利点

GK

このお疲れ様です。僕です。

このところ継続的に更新していることもあり、このブログも一時期の来客を取り戻しつつあります。

やはり、ブログは書いてなんぼですね。

サッカーの戦術とかを絡めて論じられればもっと面白い記事が書けそうな気がしますが、勉強不足もあるので当面は僕のGKに対する思いであったり、動画を切りはりした分析が中心になります。

よろしくお願いします。

今節もベストセーブがきていた

さて、いってみよう。

毎節僕にネタを提供してくれているDAZN様から今節もベストセーブがきてましたね。

もう、ご覧になったと思いますが、いかに貼っておきますので改めて見てみよう。

我が軍の中谷選手がランクインしているのは、まあご愛嬌というところ。

しかし、この中谷のブロックも中村航輔選手が隙を見逃さずの距離を詰め、相手を慌てさせていることは見逃せません。

チームで守った場面と言えますね。

なのですが、今日僕が取り上げるのは1位のチョンソンリョン選手のセービングです。

高さはやはり利点である

いつだったか、日本代表監督のハリルホジッチ監督が世界レベルのGKは190cmが必要で、それ以下のGKはそれ以上の努力が必要的なことを言って、随分と叩かれていた記憶があります。

超普通のこと言ってたのですが、なんで叩かれたんでしょうか。不思議です。これについてはまた別の機会にお話しようと思います。

事実として、世界に目を向けるとGKの大型化はかなり顕著な傾向と言えると思います。

Jリーグでも大きい選手増えましたよね。その一人が今日取り上げる川崎フロンターレのチョンソンリョン選手です。

フロンターレ公式のプロフィールを見ると、191cmありますね。大きい。

今回1位になったセーブは高さの利点が出たセーブに見えました。

また雑なキャプチャを使って見てみましょう。

プレジャンプして遅れている

まずこちらのカットをご覧ください。

この場面は神戸の選手がヘディングをインパクトした瞬間を捉えた画像です。

画像を赤で囲ったのは、ソンリョン選手の足元。

ちょっとわかりにくいですが、これ、プレジャンプのタイミングがズレていて、宙に浮いている状態です。

昔はプレジャンプはするものとされてましたが、最近だとタイミングが合わないとボールへの反応が遅れるって理由で「しないほうがいい」という意見が多くなってきましたね。

早く言って欲しかった勢←

なんにせよ、ソンリョン選手はどうやらプレジャンプをするタイプのGKらしいことがここからわかります。

で、見事に反応遅れてるもんだから入りそうなものなんですが…

跳ぶというより倒れている

そこで次が止める場面のカットです。

お判りいただけるでしょうか?

跳んでません。

その場で倒れているような感じです。

動画を通しで見ると跳んでいるように見えるのですが、ボールを触る瞬間は地面に足が着いていると言ってもいいくらいです。

もちろん、着地してから反応するまでの速度が相当すごくないとできないプレーなので、反射神経も並のレベルではありません。

が、これが倒れるだけで届いてしまうのは、間違いなく高さの利と言えるでしょう。

身長が低い僕(171cm)だと、仮に同じ反応速度で動けたとしても、届かないか、届いても外に弾き出せたかは怪しいところだと思います。

最適なポジションに移動するのは大前提

ただ、これがセービングできるのは高さの利が出ているのはさることながら、クロスに対して動きなおし、ポジションをきっちり修正しているから、というのは見逃してはいけないところです。

高さがないGK諸君におかれましては、どう頑張っても高さは急には出せないわけですから、こうしたポジションニングの撮り方などをしっかり研究するのがよろしいかと思います。

高かい選手と低い選手で最適なポジショニングは異なってきますが、「最適なところにポジショニングする」という考え方は大前提として共通事項ですからね。

まとめ

今回は、彼から何かを学ぶというより、「高さ」ってやっぱりアドバンテージなんだぜって話でした。

しかし、これだけのGKでも韓国代表から漏れるんですから、韓国のGK事情はすごいもんだと思います。

あ、誤解のないように言っておきますが、「背が低いのはやっぱりダメなんだ」とかそういう話じゃないですからね?(背が高い選手より努力が必要なのは間違いないけど。)

全くそんな風に思ってないし、なんならハリルホジッチ監督もそんなことは一言も言ってないですからね。

ただ、「身長なんて関係ない」って強がりみたいに言うのも違うんだよ、っていうのもあったので、今回あえてこういう書き方にさせてもらいました。

という訳で今回は以上!

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