アスリートはコーチングで変わる

自己信頼を高め、パフォーマンスを最大化しませんか?

コーチングって何?

言うだけだとアレだし、久々に自分でやってみた

GK

このところ子どもが産まれるだなんだで色々あって、11人制のサッカーはやれてなかったのですが、土曜日に久々にやってきました。

身体は鍛えてましたが、やってみると筋肉痛になるやら乳酸貯まるやらで中々の疲労感でございます。。さわやかではございますが。

やはり、継続的に身体を鍛えておかないと、年齢的にも厳しくなってきているという証左でもあります。

失点シーンは頭に残る

まずは試合の結果から。

とりあえず、2−1で勝利。

場所は大宮だったのですが、ぼくが今のチームに加入して以来、僕が出場する大宮での試合は勝ったことがなかったのでいい加減呪いを解きたかったのでとりあえず勝ってよかったです。

ただ、失点シーンは自分の判断ミスがらみなので、「判断ミス」のエントリを書いておきながらなんだよって自分でも思うところ。。

昔からそうですが、失点シーンって結構覚えてますね。

人にもよるでしょうが、GKをやっている人って自分が喫した失点シーンってよく覚えてると思う。特に、大事な試合だったりするとなおのこと。

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改めて感じた「準備」の重要性

失点したシーンは相手がシュートをダフりましてw それが運良く(ぼくにとっては悪く)逆サイドに詰めていたFWのところに転がっていって押し込まれた形。

ポジション取りとシュートに対する準備はできていたと思います。

たぶん、枠に来てたら止まってたと思うくらい、自分の間合いに持ち込めてた。

ただ、シュートをダフることを想定してなかったし、逆サイドを見るっていう準備を怠った。

そのため、ダフったシュートに飛び込みにいけば良かったんだけど、やはり準備してないと「いけない」という状態に陥るんですよね。

この辺がアマチュアのアマチュアたる所以ではあるのですが、やはり色んなことを想定した準備っていうのはGKの失点率を下げる上で非常に重要だなと痛感した次第。

「準備」とは予測と把握、そして予備動作

柿谷がトラップのことを「準備」と何かのテレビで言ってましたが、GKの準備ってなんだろうか?と考えてみました。

で、自分がやってきて思うことがこの3つ。

予測
把握
予備動作

①予測

予測というのは相手が次にどんなプレーをしてくるのか、ありとあらゆる可能性を一瞬のうちに考えておくこと。自分の頭にないプレーをされると、やはり身体は動きにくい。

もちろん、「無の境地」=ゾーンに入ると何も考えていないかのように来た球に反応できるときもあるにはあるんですけど、やはり普段からのこういう予測の精度を高めておくからそういうプレーにもつながるわけで。

この予測を立てた上で一番最適なポジショニングをする。見方を動かして可能性をつぶしていくとかする。

②把握

これは、今回ぼくがミスったプレー。誰がどこにいるのかとか、もちろんボールはどこにあるのかとか、自分がどの位置にいるのかとかフィールドで起こっていることを把握する。

シュートがくる直前に逆サイドは見れませんけど、その前に必ずチェックしていれば今回の失点は防げた可能性が高い。頭に「やべー逆から来てる」ってあるだけでボールへのアプローチが異なるから。

見聞色の覇気があればな…などと冗談も言いたくなるくらい、これができるかできないかで、失点の可能性が大きく変化する。

もしかしたらですが、こないだのブラジル戦の3失点目。川島がはじいたところをネイマールに詰められた失点がありましたが、川島自身、ネイマールの位置を把握できていなかった可能性はありますね。

てか、たぶんできてない。

もちろん、いる・いないに関わらずあのシュートを別のところにはじけたかどうかはまた別の問題として残りますが。

③予備動作

これは「プレジャンプ」が代表格としてあげられますが、自分の重心をどこにもってくかとか、次の動作をいち早くとるための動作を言います。

プレジャンプに関しては実は諸説ありまして、未だ決着を見ない議論(かなりマイナー)の最中。フットサルでは「やるな」で統一されている感はありますね。

有名どころではカーンはプレジャンプをするGKでした。

もちろん、重心を両足に乗せるための動作なので、そこまででかいジャンプではなく、かなり細かいステップです。

とにかくいち早く反応するための動作なので、重心を移すとかでもこの予備動作に入りますね。

あとは、適切なポジションをとることも予備動作の一つと言えるでしょう。

 

今回、僕が喫した失点はこのいずれもが、精度が低かったということ。これらがばっちり合うとリズムや間合いも相手とあってくるので止まる可能性がかなり高められるんですけどね。

この辺は、練習すらしていない状況では向上は望むべくもないのですが…

 

「体感」することが最も重要

まとめとしてはここまでの論旨と合ってこないかもしれませんが、今回、久しぶりにGKを体感してみて、やっぱり自分でもやってみることって重要だなと改めて感じました。

実際、自分ができないことややったことないことを仕入れた知識でもってああだこうだと好きに語ることは全然かまわないと思います。

政治家じゃないと政治を語れないかって言ったらそうじゃないように、サッカーやったことなくてもサッカーを語ったって別にかまわないし、ブログなどで思ったことを発信したっていい。

ただ、言葉の数々が「自分の身体を一度通っているか」っていうのは非常に重要なことだなって改めて思うんですよね。

少なくとも、人のことを批判したりするのであれば、自分がプロとして携わっている分野で日夜精進しているかとか、語ろうとしていることを心底理解しようとしているかとか。

ぼくとしても仕事では結果残す努力はして当然だし、サッカーをプレーヤーとして続けていくことはこのブログを続けていって説得力をつけていく上でも非常に重要だと考えています。

娘が覚えてられる年齢までやりたいなとも思うし、このブログの精度も上げていきたいので、これからも一プレーヤーでありたいと思いました。

 

今回はこれにて。

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