リオデジャネイロオリンピック出場が決まりましたね!
セントラル方式というなかなか難しい戦いで、下馬評では「今回は無理かも」という声の方が大きかったと記憶してます。
各世代の世界大会への切符をことごとく逃してきた世代というのもありましたしね。
いやーよかった。
しかも、ドーハの悲劇の年に生まれた世代がドーハでロスタイムにやり返したとか、なんつードラマ。
櫛引の成長が目覚ましい
今季は清水で出場機会も減らしていてかなり心配していた櫛引選手ですが、何のことはない、この大会だけでものすごい成長を遂げた気がします。
危なかったしい場面もあるにはありましたが、総じて安定したパフォーマンスを見せてくれたと思います。
2015年の様子からしたらまあ「別人」というくらいに。
今季は鹿島で曽ヶ端選手と争うことになるわけですが、ここまでの活躍を見ると期待して良さそう。
まあ、クラブだとそれこそ「別人」という声が清水方面から聞こえてはきますが。
イラク戦の失点場面について
さて、なんか今日の試合でちょっと話題になったのはやはり失点した場面でしょうかね。
(※映像は後で探して貼り付けます。誰かください。誰か。)
鈴木選手のクリアが後ろにそれ、それを触って防ぎましたがそのボールをヘディングされ、それも弾きましたがそれをさらに押し込まれると。
ここで上がったのが「後ろに弾け」とか「真ん中に弾くな」という声。
気持ちはわからんでもないのですが、それは「オプション」であって、ノルマにはならないプレー。
あの至近距離で連続のプレーをするにも限界はあるし、弾く方向をコントロールすることは割と至難。
これに関しては「やってみな」としか言えない感じ。
後ろに逸らそうにも、相手のシュートがな。距離も近いし、しかも助走まで許してしまっている。なんとか飛んで合わせてはいるが、ここで我慢して後ろに逸らすまで待つのは難易度高すぎるかなと。
— 結城 康平 (@yuukikouhei) 2016, 1月 26
- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。 まあ、探してたら似た様な場面をチェフが止めてたから不可能ではないだろうけども・・・!
— 結城 康平 (@yuukikouhei) 2016, 1月 26
まあ、不可能ではないにしても比較対象がチェフとかいうお化けですからね。。
つまり日本人で止められる選手はおらんということの証左でございまして、櫛引にとって今後の課題にはなるにしても責任を追及されるような事案ではないと僕は考えています。
中村も安泰ではない
もともと中村は世代がちょい下ということもあってリオ五輪代表でも安泰な立場ではありませんが、レイソルサポの中には油断されていた方も散見されます。
が、それが間違いであることが結果を持って示されました。
先ほどの失点場面に戻りますが、一部に「中村なら止めてた」的な声があったんですが、みっともないからやめましょう。
中村は大事な大会前に怪我をしたということが全てなのです。
舞台にすら立ててないのですから、評価もなにもないのです。
むしろ、悔しい思いをしているであろう中村に対する侮辱にも相当します。
後ろにそらして欲しかったというのはわからんではないし、櫛引からしたら次に向けた課題にはなろうが、それを「責められる」意味はわからん。あと「中村なら」ってみっともないからやめてやれ、一部レイソルサポよ。
— Kame@GKブログ運営中 (@samuraipm) 2016, 1月 26
中村選手におかれましては、レイソルでしっかりポジションを確保し、結果を示さなければ招集はされても試合に出られるとは限りません。
櫛引選手と若手GK界を牽引して、レベルの高い競争をしてもらいたいですね。
オーバーエイジいらないってなるといい
僕はかねてからオーバーエイジ枠の一つはGKだと思ってました。
ただ、今大会の櫛引選手を見て、しっかりJで試合に出て成長してくれればオーバーエイジということにはならない気がします。
というか、ぜひそうなるような活躍を見せて欲しいです。
今の時期に大きな大会での経験値を積めるのは将来にとっても大きいですから。
まとめ
細かい動きの分析については別エントリでやるかもしれないし、やらないかもしれません。
とりあえず、本エントリでいいたかったことは次の一点につきます。
私のツイートを貼り付けてまとめの代わりとさせていただきます。
有権者の皆様に訴えたいのは、この試合も櫛引のおかげで勝ったんだということであります。
— Kame@GKブログ運営中 (@samuraipm) 2016, 1月 26
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