セカンドステージも終盤戦に差し掛かってきまして、我らがレイソルはなんとなく優勝を狙える位置につけてました。
ところが、前節の山形戦で結構ひどいサッカーを展開して引き分け。負けなくてよかったね的なサッカーをやって、さてガンバという本日、あえなく撃沈いたしました。。
試合の詳細については他のブログやツイートを追っかけていただいて絶望してもらうとして、本ブログでは2失点目と3失点目の菅野の気になったプレーを分析してみました。
オンデマでスロー再生とかできないもんですかね。。
2失点目のプレジャンプ
さて、動画はまだスカパー公式がアップしてないので後で貼るとしまして、とりあえずキャプチャを活用して分析していきます。
2失点目で気になったのはプレジャンプです。
この失点に関してはプロセスがあまりにお粗末で、シューターの阿部の前には左右どちらにも広大なスペースが広がるPK状態。
どっちにしても失点は免れなかったと思います。
が、このシュートに対する菅野の予備動作、すなわち「プレジャンプ」がずれているのは気になります。
本来であれば、シュートが打たれる直前には「着地」して左右どちらにも反応できるようにしなければいけません。
コンマ数秒の話ですが、その数秒でボールは結構な距離を迫ってくるわけですから、GKからしたら死活問題です。
繰り返しになりますが、今回はタイミングが合っていても止めるのは厳しかったでしょう。
しかし、これがプレジャンプひとつで左右されるプレーだったらどうでしょう。
そういうことを考えて、失点の内容も厳しく詰めていってほしいところです。
3失点目は止めてほしかった…
さて、問題の3失点目です。
これに関しては菅野がなんとかできたであろう点が2つ、今からではどうしようもない点が1つあるかなと思いました。
結論から言いますと、以下。
①2失点目同様にプレジャンプのタイミングがずれている
②パトリックが宇佐美に落としたときにポジションを下げてしまった
③根本的に身長が足りていない
①と②は技術的なところなのでこれからでもなんとかなりますが、③に関しては今からではどうしようもありません。
上の画像はパトリックにボールが入る直前の画像です。
この時、宇佐美がどフリーなのはなんでやねんというツッコミはいいとして、これをお読みのあなたなら、この時の菅野はどう動き直すべきだと考えるでしょうか?
ぼくが考えたのはこうです。
上記に記述しましたが、パトリックは後ろを向いているのでこの体勢からのシュートは考えにくいです。
結果的に宇佐美に落としが入るわけですが、ゴールからやや遠ざかる落としになるため、菅野としては前にポジションを修正するべきだったのではと考えました。
宇佐美の位置からだと距離的にループは考えにくいですし、きても止まると思うので。
ですが、実際に菅野がとった修正は以下のようなものでした。
パトリックの落としが入ったあと、菅野はポジションを「後ろ」に下げました。
こうなると、宇佐美のシュートコースが広がるのと、シュートに対して菅野が飛ぶべき距離が長くなります。
(これはある意味菅野のせいではありませんが)彼は身長が低いのでセービングの距離は短いほうがよりベターですので、長くなるのはリスクでしかありません。
おまけに、この時プレジャンプもずれているのでセービングに入るタイミングが一瞬ですがずれています。
なので、結構コロコロシュートでしたが届かずにゴールイン。
これに関して、正直止めてほしかったシュートでしたし、止められるシュートだったと思います。
まとめ
今回の失点に関して、いずれも菅野だけの責任なものはなく、チームとしてどうかしている3失点です。
これについてはこちらの記事が非常に的を得た指摘をされていますのでご一読ください。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ Jリーグ2nd12節 ガンバ大阪vs柏レイソルの雑感とちょい解説 – Fußball Tagebuch http://t.co/hmqs14xlDh pic.twitter.com/aQXRaiU0lA
— ⊲⊰━ラル━≪ (@Kinpatu_tabetai) 2015, 9月 26
レイソルサポーターは絶望必至です。
今回、ものっすごい結果論として分析をしてみて思いましたが、やっぱりサッカーの中でも特別合理的かつ細かい修正が必要なポジションだなって思いましたね。
今回のぼくの記事が正解かどうかはわかりません。むしろ、間違っている!という指摘がいただけるのであれば向学のためにいただきたいくらいなので、ぜひコメントなりリプライなりいただければ幸いです。
今回は以上!
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