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壁を逆にすることは合理的なのか?

GK

先日、エゴサーチなどしておりましたらブログ内容が「意味不明」ということで軽くdisられておりまして、今話題のメンタルを鍛えられました。

批判が出るということは、当ブログも1段階ステージが上がったということか…

壁とGKの位置が逆と話題に

さて、先日ソーシャルメディア等でちょっと話題になっていたのですが、フランスのリーグでFK時の壁とGKの位置が逆ということで話題になってました。

動画がこちら。

ゴールエリアを出たところあたりにあるのがGKで、ゴールラインに立っているのが「壁」のメンバーですね。

スクリーンショット 2015 02 02 21 43 57 1

一般的には、このGKと壁の位置が逆に作られ、選択肢としては壁が跳ぶのか跳ばないのかをチームとして決めるとか、壁の作り方をちょっと工夫するとかその程度なものです。

このFKの位置は、かなり絶好の位置でもあるので、壁の枚数としては5〜6枚に僕ならしますかね。

この発想は合理的なのか

壁のメンバーがヘディングでクリアできたので、結果的にこの発想は「成功した」と言えます。

ただ、じゃあ意味があったかと言われると、ぼくは結構怪しいと思ってます。

理由は以下の通り。

①壁の位置に入ったGKがボールを触れていない

手を使えるGKですから、この位置にいれば理論上はコースをつぶしやすい。だけれども、けっこうあっさりと上を越されて手も出せていない…

理由としては、流れの中でこの位置にいることは普通あり得ないため、GKとしても距離を計り兼ねているのではないか…という印象を受けるため。

②コースがら空きで狙いやすい

壁を作る目的な何かといったら、キッカーのコースを限定する、またはギリギリを狙わせることで外させるというもの。

ところが、①の理由もあってコースが絞りきれていないため、キッカーとしては比較的狙いやすい状態にあります。

GKの左に巻いて蹴られたら、手が届かないことも明らかですし。

というわけで「あまり合理的な対策とは思えない」というのが僕の考え。

自分ならどうするか

僕ならセオリーの通りキッカーから見てニアサイドに5〜6枚の壁を作り、自分のポジションはファーサイドですが中央寄りのポジションを取ります。

場合に寄っては壁の一部をボール半個分あけて視界を確保するかな。

もちろん、相手も見えないように対策してくるでしょうけど。。

スクリーンショット 2015 02 02 21 43 57 1

こんな感じで。

ただし、相手のあることなので、あくまで「セオリー」ですが。

壁が邪魔だと思ったことはあるけど壁は作った方がいいと思う派

このチームがFKでの失点が多かったか少なかったかわかりませんが、何かしらの対策が必要だと感じてこうしたんでしょう。

GKの視界がめっちゃ開けるという利点は確かにありますからね。

個人的な経験でも、「壁が邪魔になるなあ」なんて思ったことはあります。で、トレーニングで壁を作らないで蹴ってもらうとかも練習しました。

ただ、それで壁を作らないと、相手に名手がいた場合にはPKと同等のチャンスを与えることになってしまうんですね。もうバカスカ入れられる。。

草サッカーレベルだと壁作っておけばそうそうノーチャンスFKは飛んできませんから、やはり壁は作るべき…という立場をぼくは取ります。

見えないとマジで邪魔だけど…

まとめ

近年、壁の中に相手の選手も入ってきてGKの視界をつぶすなどの策をとるようになってきました。

当然、いいキッカーがいればこそですが、セットプレーがかなり重要な得点ポイントになってきてもいるので、それに対する対策もこれから進化を遂げていきそう。

ただ、それでもやっぱりこのプレーが合理的とはちょっと考えにくいですが…

この後もこのチームはやられるまでは同じ対策をするんですかね…?

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