こんばんは。僕です。
突然ですが、何やらロシアW杯とやらが始まるらしいのですが、正GKは誰になると思いますか?
僕は川島永嗣だと思っています。
ガーナ戦、スイス戦とミスも出てましたが、それでも、スタメンは川島であり、それ以外はありえないとすら考えております。
不当に叩かれすぎである
そもそも、昔から川島は不当に叩かれすぎではないでしょうか。
「ドヤ顔」に代表されるリアクションの大きさからなのか、なんでかアンチが多い印象があります。
海外に移籍し、試合に出られなかった時期にも代表に呼ばれてスタメンで使われていたこともその傾向に拍車をかけてますかね。
ただ、これは果たして川島の責任なのか?と。
今回も判断ミス云々言われてますけど、それって、今の代表のカオスっぷり考えたら、出る・出ないの判断一つとってもスッゲー難しいんですけど、そういう守備組織への指摘はなしで、川島一人の責任にして終了ってそれはいいのか?
色々、モヤモヤする叩かれっぷりなのですよね。
海外の監督は川島を評価している
岡田監督から始まり、そのあとのザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチと続いた監督が、揃いも揃って川島を選んでいます。
各々の監督に対する評価もあるでしょうが、それでも世界で戦ってきた監督達です。
評価もされてきている。
そんな監督が、みんな川島を選んでいるという時点で、考えるべきは川島を叩くことなのでしょうか。
川島がクラブで試合に出ていないときですら引きずり下ろすことのできなかった他のGKへの叱責になぜ矛先が向かないのか。
実に不思議です。
言葉を理由にするのはズレている
批判の主だったものの一つに、「通訳を介さずに監督とコミュニケーションが図れるから優遇されているだけだ」というのもあります。
これ、根も葉も無い推測だし、過去の代表監督や選手に対する冒涜も甚だしくないですか?
とはいえ、多少は影響したかもなと思わなくはありません。
思わなくはありませんが、監督の意志をより汲み取ることができ、プレーで体現できるという点に置いて、会話ができるというのは実力の一つでもあるでしょう。
川島が若かりし頃から海外を見据えて準備してきた賜物です。揶揄する方がずれている。
ミスが多い
そして、最も多いのが「ミスが多い」とするもの。
これに関しては、ミスは確かにあるけれど、それは何も川島に限った話ではないですよね?
今回選ばれている東口や中村は、Jのレベルのなかでもミスはしてます。
「代表ではわからないだろ。だから他のGKをためせよ」と言いますが、試された時に力を発揮できてなかったのが、他のGKだったんじゃないでしょうか。
E-1とかありましたよね。
少ないチャンスをものにすることができなかった、他のGKの責任じゃないですか?
基本技術の違いが見て取れる
とはいえ、技術的なところに言及できないと意味もないと思います。
そう思っていたところ、ちょうどいい動画が流れてきたので拝借しますね。
こちらです。
川島選手が他の2人に比べ動作が速く安定してキャッチできてるのをカレー屋さんに例えると開店準備がスムースで早くお客さんが来た時にはすでに準備完了してるから急にメニューにないカレーを注文されても対応できる余裕のあるカレー屋さんって感じ〜〜いらっしゃいませ
pic.twitter.com/QBIllKvpTr— 阿部知仁 | GKコーチ (@tomo253) 2018年6月8日
このコーチの方の例えは正直よくわからないのですが、注目はキャッチした後の動作です。
「安定」の意味するところは、「ボールをファンブルするリスクをどれだけ減らせているか」と言っても差し支えなはないでしょう。
その視点で見てみるとどうでしょうか。
待望論のある中村航輔と川島を比べて、どっちが「安定」しているか。
キャッチした後、素早く胸元に引き込み、ボールを抱えられる動作に移行している川島に比べ、中村はキャッチしたあとが実にルーズです。
足の運びもボールの正面に入れていないものも多く、安定感に乏しいと思います。
たかが正面のボール。
されど正面のボール。
こうした細かい部分を、無意識レベルでできるかどうかって、プレー全体の安定感に関わってくると思うんですよね。
動画の後半にあるセービングを見ても、起き上がるスピードが他の2人よりも速い。
初回の動作を終えた後、次の動作にいかに素早く移行できるかは、GKにとってはとても大事です。
このように、トレーニングで首脳陣に与えている印象が、「GKは川島」とさせている、最も強い動機だと思います。
まとめ
まあ、私は自分が20年くらいGKやってたってだけで、専門的に誰かを教えている訳でもないので、1経験者としての意見にすぎません。
同意しない人ももちろんいるでしょう。
ですが、私はレイソルサポで中村を心から応援する者ですが、今回の動画を見たら、やっぱり川島だなって思いました。
彼は、僕がレイソルサポであることを差し引いても、Jではトップレベルの選手ですし、日本の将来を担う選手なのは間違いないと思っています。
ですが、今回のW杯においては川島である。
それが、僕が外野から見ていての感想です。
時間とスペースがない現代サッカーにおいてゴール前での守備方法を心得ているのは日本代表では川島永嗣だけ。比較してみりゃわかる。https://t.co/VhdbvUMNgrhttps://t.co/kmdGA7ZgXM
— Rene Noric (@ReneNoric) 2018年6月9日
個人的な意見を言わせてもらえば「川島永嗣は日本歴代最高のGK」であり、今の代表チームに肩を並べるGKはいない。 https://t.co/Teduim7tbl
— Rene Noric (@ReneNoric) 2018年6月8日
僕は、この意見に同意せざるを得ないのです。
つまり、「航輔、精進しよう」ってことです。
コメント
はじめまして。川島選手頑張ってますよね。
詳しい方に質問させていただきたいのですが、権田と西川が本来のポテンシャルを発揮できなく数年来代表で
出られなくなってしまったのはなぜなのでしょうか?
個人的にはコンディション作りの面が大きく、クラブでしっかり休みを与えない、
代表でもJリーグや代表で出た試合でのパフォーマンスだけでなく、練習でのハードワークも過度に評価していたため
権田のオーバートレーニング症候群、西川の不調につながっていったのではと考えているのですが。
ザッケローニ時代のイタリア人コーチもどうだったのかな?と思っています。
その点川島は言語能力高く、コミュニケーション力ありで外国人コーチ、外国人監督時代もアピールでき
クラブで出られなくて疲労もたまらないが、自己管理能力が高いので能力もそこまで落ちない
という風にガラパゴス的に生き残った新種のGKだと思っています。