試合の途中ではありますが、先週のガンバ対マリノスで俊さんが決めたFK。
これに関して個人的見解を残しておこうと思います。
山野氏のメルマガを読んだことがきっかけで、「全面的に同意」という内容でした。
賛否は分かれるとは思いますけどね。
まずはその場面をチェック!
とにもかくにもまずは動画を確認してみましょう。
「これぞ俊さん!」という内容のフリーキックです。
オールドトラフォードの試合を彷彿とさせる完璧なフリーキックでありまる。
結論になっちゃいますが、「こんなの止められねーよ。だからそんな危険な位置でファールすんのがそもそもの間違いなんだよ。ポジショニングとか問題じゃねーんだよ。」
というのが僕個人の意見です。
東口のポジショニングに関して
晒しとか言われると面倒なのでツイートを貼り付けることはしませんが、「東口 ポジション」とかで検索すると「東口のポジションが左に寄り過ぎている」という意見も散見されます。
気持ちはわかるし、そういう考えもあろうかと思いますが、ぼく個人としては「東口のポジションどりで正解」だとおもっています。プロ相手に何様だ?って話ではありますけど。
上図の通り、真ん中より左にポジションをとってます。
これだけみたら「寄り過ぎ」です。
が、場面としてはフリーキックなので、流れの中のポジションとはちょっと異なる考え方が必要です。
このあたりはGKアドバイザーの山野さんのブログやメルマガが詳しいので読んでみてください。
東口のポジションの考え方
山野さんの記事読めばある程度わかりますが、とりあえず図にしてみました。
まず大前提として、この真正面のFKにたいしてゴール全部をGK一人で守るのは不可能です。
ルフィならできるかもしれませんが。
で、ボールとポストを結んでみると、正面ですがやや右寄り。
この時点で、ニアポストとなる右側に壁を作ることが決定します。左足で蹴ってくる俊さんのインスイングでエグい曲がりと想定してボールとポストを結んだ線上と外側に2人おく。
で、2人目の上が狙われやすいので身長の高い選手を配置。
セオリーの通り出し、壁の作り方としてはこれ以上ありません。
続いてポジションなわけですが、右側は壁に守らすとして外すことを期待します。
東口としてファーポスト側を死守するポジションをとっていて、中央から1歩分左にポジションを取っています。
真ん中に立ったら、GKとしては左サイドのはしっこに届きません。なのでこの位置。
ぼくはこれが正しいよな、と思いました。
このフリーキックの止め方
じゃあこのフリーキックは止まらないのかといったら、止まらないというのが結論。
無理だ、あんなもの。
ただ、一つだけあるとすれば、冒頭に申し上げた通り、「こんな不用意な位置でファールを犯さない」ことです。
世界のGKを沈めてきた黄金の左足を持ってる選手がいるチームに対し、こんなとこでファールしちゃいけないわけです。
「あんなに空いてたら狙われるわ」だって?
いや、入れてみろ。
そういうわけで、俊さんにこれ以上ないほどの賛辞を送るのがよろしいかと存じます。
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