お疲れ様です。僕です。
本日は日本対ハイチの親善試合でしたね。
当初「格下」と見る流れがありましたが、ところがどっこい3対3と点の取り合い。
色々試していることを考えると、今日スタートで出たメンバーは当落線から落選しちゃったメンバーもいそうです。
これに関してはハリルのみぞ知ることなのでわかりませんが、この後のE-1と11月の遠征でまた色々わかることもあるでしょう。
日本の1失点目
さて、今日話題にしたいのは日本の1失点目の場面です。
とりあえず動画をご覧ください。
最後の東口の飛び出しのところが今日のポイントです。
東口選手の対応
最後、スルーパスが出た後の東口選手の距離の詰め方に関して、何人か叩いている人がいて、「失点は東口の責任」と結論付けていました。
確かに、思い切って飛び込むというより、「見ている」時間はあるように見えます。
これが川島、中村両選手であれば、思い切って詰めたかもなとは思います。それで止まったかは別の話ですしわかりませんけどね。
とりあえず、東口選手はトップスピードで詰めることはしてないのは確かです。
そして、それが原因で失点した、というのも一理あるようには見えます。
本人がどう考えているのか、どなたかライターの方には聞いてもらいたいところです。
が、この失点を「東口の責任」と言ってしまうのは、結構危険だと思います。
ミスをGKに押し付ける危険性
というのも、ミスってるのはGKの東口選手だけじゃないからです。
とてもわかりやすいので、こちらのまとめはぜひご確認ください。
東口選手がミスをする手前で、これだけ連続して色々起こっていたわけです。
ですが、この失点を「東口の責任」として彼個人だけを叩いていると、その手前の流れを全て忘れてしまうことになります。
「GKは味方のミスをチャラにできるポジション」と言われますが、一緒にミスしてしまった時に責任が押し付けられるのは違うと思います。
その手前でのミスだってしっかりと検証されてしかるべきです。
でないと、また同じことが起こります。反省すべきはGKだけってのもおかしな話なわけで。
ちなみに、仮に東口選手がこの場面を救ったとしても、フィールドで起きたまずい対応は指摘されてしかるべきだと思いますね。
議論の方向性
なお、念のため言っておきますが、東口選手の対応はまずくなかったと言っている訳ではありません。
失点している以上、GKにもなんらかの改善点はあったはずです。
「もっと思い切って飛び出すべきだった」というのがそれかもしれません。
ただ、これが「川島だったら止めてた」「中村だったら止めてた」ってなると、本質を見誤った、答えの出ない議論にしかなりません。
止められたかどうかは、「わからない」ですから。
別の課題が噴出して失点したかもしれない。
あくまで、東口選手はどう対応すべきだったのか?で話が進むべきと思います。
まとめ
GKに対する評価はフィールド以上にブレがちです。
仕事の性質上、GKのミスに目が行ってしまうのは、ある程度仕方がないことかもしれませんが、それが起きるまでの流れについてもぜひ見て欲しいと思います。
GKの単独ミスで起きる失点ももちろんあるんですが、今回のは違うかなって僕は思います。
本日は以上!
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