お疲れ様です。僕です。
最近の私のテーマは「言語化」でございまして、こうしてなるべく毎日ブログを書くようにしています。
結構難しいことですし、まだまだ浅いことしかかけていないので、世の戦術クラスタ様のように、面白い分析記事がいつか書けるようになればいいなと思って精進しております。
ただ、「メンタルを強くしたい」と考えている方は、ぜひそのモヤモヤだったり、曖昧になっていることだったりを言語化してみることをオススメします。
メンタルトレーニングって、要は自分の言葉で言語化することだと僕はほぼ確信しています。
これについてはおいおい。
あのGKもユニフォームを脱ぐことに
2017年シーズンもいよいよ終盤にさしかかって来ました。
この季節になると、ちらほらとで始めるのが選手の引退表明です。
今年も、FC東京の石川直宏選手などが引退表明をして話題をさらっていましたね。
そんな中、GK界でもひとり、ユニフォームを脱ぐことが発表された選手がいます。
「ピンクさん」の愛称で親しまれたFC岐阜のGK 高木義成選手です。
とりあえず、Jリーグ公式のリンク貼っておきます。
ご本人(多分)がYouTubeに引退会見の様子もアップしていたのでリンクしておきます。
個人的に衝撃を受けた選手だった
正確にいつだったのかは思い出せないのですが、高木選手は僕に衝撃を与えた選手のひとりでした。
まだ高木選手がヴェルディに在籍していた頃だったと思います。
何かの試合でヴェルディトップチームが練習しているところに行き、そこで紅白戦を拝見したんです。
そこで、僕にとっては「事件」とも言うべきことが起こったのを、今でも鮮明に覚えています。
何かと言うと、高木選手が、ペナルティエリアの左側でボールを取り、状況から判断して素早くリスタートするべく、パントキックで味方に展開しました。
これだけなら普通です。
しかし、衝撃だったのはリスタートの速さもありますが、本来右利きの高木選手が逆足の左で正確にパントキックを蹴ってしまったことでした。
理屈の上では、左サイドでボールを持ち、そのまま縦にフィードしたので左で蹴った方が早いし効率がいいというのはわかる。
しかし、左足がほとんどおもちゃの僕には、「理屈はわかるがやれと言われてやれるもんじゃねーぞ…」と思わずにはいられませんでした。
GKの本質であるセービングやボールハンドリングに関するところではなくて申し訳ないのですが、とにかくそれが頭から離れないほどだったんです。現に、今でも鮮明に覚えているのですから。
それ以来、左足も使えるようにとチャレンジこそしたものの、まるでものにならなかったのは言うまでもありませんw
18年間お疲れ様でした
Jリーグ選手の平均引退年齢は20代前半と言われています。
その中で、トッププロとして18年間もピッチに立ち続けた選手は、Jリーグの歴史の中でもそう多くないと思います。
GKは比較的息の長いポジションとも言われますが、それでも18年て尋常な長さではない。
素晴らしいプレーを見せてくれる裏側では、高木選手にしかわからない苦闘もあったでしょうし、パフォーマンスを発揮するための努力がどんなものだったかは、僕なんかには想像すらできないことです。
僭越ながら声をかけさせていただくことができるとすれば、「今までありがとうございました。お疲れ様です!」と言う言葉以外にありません。
僕の中で、「あの日」以来、常に気になるGKの一人として、お手本であり続けてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
まだシーズンは残ってますので、残り試合のご活躍と、引退後のさらなる活躍を祈念しています。
本当にお疲れ様でした!
コメント