各国にすばらしいGKは数多くいますが、現時点で個人的に最強だと思うのがこの選手。
バイエルン・ミュンヘン所属ドイツ代表GKのマヌエル・ノイアー
バイエルンの隆盛を後ろから支えています。チャンピオンズリーグでも変態プレーを連発してました。それだけにマドリーにボコされたのはちょっとした驚きだったんですが、それでも彼の評価が落ちるってことはないでしょう。
ちなみにシャルケ時代は内田のチームメイトでしたね。
近距離、遠距離ともに強く、空中戦でも強い。足元はちょっとわかんないけど、GKとしてのスペックは現役選手のなかでは最強じゃないですかね。
ポジショニングの絶妙ぶり
凄いなと思う点は動画でも見て取れますが、ポジショニングと間合いを詰めるタイミングの良さ。
どんないいGKでも絶対的に届かないコースってのが存在しますが、その範囲を狭めるのが「ポジショニング」。これがいいだけでシューターからの見え方は随分変わるんですよね。
そうなると届く範囲にボールが飛んでくるから、理論的には止まる確率が高まります。
このポジショニングの取り方がだいたい間違わないんですよね。プロのGKになればどの選手も高いレベルでできるんですけど、ノイアーは図抜けていると思う。自分がどこまで届くのか、ゴールの位置が自分の後ろでどのあたりかっていうのもほぼ完璧に把握しているんだと思います。
日々の鍛錬でそんなこと意識しちゃいないでしょうが。
間合いの詰め方が秀逸
そして、どのタイミングで間合いを詰めるのかっていう判断力が秀逸ですね。動画の3分10秒くらいからのシーンがそのハイライトかなと。
おそらく、一発目のトラップで突っ込む選手は多いと思う。僕だったらそこでツッコンで、たぶんファールしてPK献上して退場だったと思う。
ノイアーは一個待ってるんですよね。
で、その後のタッチぎわを狙って一気にシュートコースを狭めにかかってる。コースが狭まるのとノイアーの圧力でシュート打つ選手は慌ててるし、それでさらにゴールの確率が下がって、結果、ばっちりしのいじゃう。
もう、見てるほうはエクスタシー感じるレベル。
ワールドカップでも注目
もちろん、距離を詰めればその分、鬼のようなレスポンス(反応力)が求められるわけです。
が、心配無用。ノイアーはこのレスポンスも鬼レベルなのでさらに最強ぶりに拍車がかかってるわけです。
この完成度でまだ28歳ですからね。これから経験積んだらどこまですごい選手になるのか、すっごい楽しみ。
怪我さえしなければワールドカップには出場するでしょうから注目です。カーン以来のMVPの期待感すら、僕のなかで高まっております。
今、最注目の選手ですので要チェケラしてみてください。
コメント
[…] 昨日記事にしたノイアーも当然入っているし、ブフォン、カシージャス、チェフらのベテラン勢もまだまだ健在だね、これみると。個人的には今の人類最強はノイアーだと思うけど、このベテラン2人は一時期世界の頂点に君臨した3人だと思ってる。 […]