1対1における「外した」を考える

1対1における「外した」を考える

最近は仕事がえらいことになっていて、家に帰る時間も日付回ってることとかざらでストレスでしかないのですが、その中にあってこのブログ更新するのはかなりに至福かもしんない。

やっぱサッカーのこと考えてるのは楽しいすな。

さて、こないだのエスパルス 櫛引くんのエントリが僕の中ではえっらいバズりまして、未だにちょろちょろと流入がございます。もはやPV稼ぎのメインコンテンツと化しております。

最近サッカー界でホットな人材を取り上げるとやはり検索はヒットしやすいみたいです。

ただ、あのエントリは櫛引のプレーを比較的冷静に分析できたなと自分でも思ったので、共感していただけたのは非常に嬉しい体験だったです。

これからも頑張ります。

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レイソルの決定機逸の場面3つ

あのエントリでは書かなかったのですが、レイソル対エスパルス戦において櫛引のプレーで考察に値するなと思ったのがレイソルが1対1の場面を3つほど外した場面。

ドゥドゥが1つと工藤が2つ。(だったかな…?)

レイソルサポからすれば「それは決めて…」な場面で、エスパルスサポの中でも「外してくれた。ラッキー」くらいの反応が多勢を占めていました。

ただ、僕としてはGK目線で見てしまいまして、あの3つは櫛引はすごくいい間合いをとって「外させた」という表現の方が適切だな、と思ったんです。

1対1における世間の目線

ああいった1対1の場面において、世間の目というのは大抵が外したフィールドプレーヤーの目線になります。

「宇宙開発」とか言ったり、前述のとおり「それは決めて…」となったり。

あれだけ大きなゴールですし、ましてや自分が攻撃側のサポだったら「おい!」となるのは至極当然なのかもしれません。

ただ、ここにGKの目線で見てみるという新しい目線を加えてみると、サッカーも違って見えてきます。

「GKが外させた」と考えてみる

例えばドゥドゥが千載一遇のハットトリックのチャンスを逸した1対1の場面はわりと豪快に打ち込んで宇宙開発したように見えます。

ただ、櫛引からしてみたら「勝った」っていう手応えを得ていたと思う。自分が「外させた」というか。

実際、1対1というのは駆け引きがゴールするか防ぐかの8割を占めると言っても過言ではありません。

間合いを詰めてシュートコースを狭めたり、飛び込むとこは思い切って飛び込んでみたり。フィールドプレーヤーとの刹那の駆け引きの末に勝敗が決まるのです。

キーパーからすれば、1対1になっても何も自分の身体に当てて防ぐだけが全てではなく、外させるためにいかにして動くかも思考しているのです。

ドゥドゥが外したあの場面、櫛引はいいタイミングで間合いを詰めていました。おそらく、自分のリズムで1対1の駆け引きが推移していた感覚を覚えていたと思う。

従って、シュートコースもかなりきわどいところを狙わないと行けなくなり、結果的に狙いすぎてふかす、、いや、ふかさせることに成功した。

工藤が外したのもそうで、工藤が不調でGKの動きが見えていないこともあってか、かなり櫛引優位に1対1の攻防が繰り広げられていたように映りました。

最後は利き足ではない左で打たすまでに追い込んでみたり、我慢して我慢して最後に足だして防いだり。

その意味で、あの試合は3点こそ取られ、結果的に敗戦したものの、櫛引でなければもっと点を取られていた可能性をはらんだゲームでした。

サッカーは常に相手がある

当たり前の話ですが、サッカーは常に相手がいるゲームです。

端からみていて簡単に入るんじゃね?と思うことでも、プレーヤーの目線からするとかなり難しい心理状態や視野にあったりするものなのです。

一概に「ヘタクソ」などとDisればいいというものでもございません。

決定機を外すにはそれなりに理由があり、じつはGKの働きが寄与していた…なんて場面は意外と多く存在するものです。

熱狂的に応援している最中にそんな余裕はないかもしれませんが、これから攻撃の選手が1対1などでシュートを外したとき、GKの動きに注目してみてほしい。

きっと違った感想が生まれてくるでしょうし、選手に対するリスペクトの念も育まれるんじゃないかと思います。

まあ、サポーターやってたら「決めろよ!」ってやっぱりなるでしょうけどね(笑)

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