GKは起きてしまうミスにどう向き合うか。ミスは許されない?うるせーよ。

GREEN_YO20140125500

日本てところは失敗やミスに対して鬼のように厳しいところがありませんかね。

仕事しかり、プライベートしかり。

自分がミスを指摘されると不愉快になる割に、相手のミスには不寛容。

これで「チャレンジ精神」なんてうちの会社もいうもんだからちょっと笑いそうになるんですが、ミスったら怒られるのにチャレンジって早々できなくないですかね?

なかなかのカオス社会だと思うのですよ。ぽいずん。

サッカーっていうかGKに対してもこれ同様だよなーなどと思うわけです。

スポンサーリンク

ノイアーとクルトワがミスをした

GK受難の日と言いますか、ノイアーとクルトワという世界でもトップオブトップの2人がほぼ同時にミスをして話題になりましたね。

ノイアーのミスがこちら

シュートが脇を抜けて入ってしまいました。

実際、こういった足元にとんできた球足の速いシュートの処理はGKのプレーの中でも難しい部類に入るのですが、それでもミスはミスということになります。

ノイアーにしてみればかなり珍しい。

クルトワのミスはこちらのサイトにありました。

http://sports.yahoo.co.jp/video/player/32514

こちらは足での処理を完全に誤った形ですね。

プレスにきたFWをかわそうというところまでは良かったのですが、そのワンタッチ目が恐ろしくでかくなってしまったがために詰められて失点。

あからさまなミスと言えます。

救われまくってるんだからいいじゃん

ノイアーに関してはこの試合を0−2で落とし、「僕のミスで負けた」と全責任をかぶるかのようなコメントを残していました。

クルトワのチェルシーに関しては勝ち越しゴールを決めて3−2で勝利しており事なきを得ています。

しかし、バイエルンとチェルシー、ドイツとベルギー、この2人のおかげでどれだけの勝点拾ってきてますからね。

この程度で責められるいわれはないと思います。

バイエルンはこの試合たしかに落としてます。

でも、ノイアーのビッグセーブのおかげで失点しなかったから1点とれば勝てた試合だったり、流れが引き寄せられた試合いくつあったかもはや数えることすら困難です。

クルトワもそう。

この試合だけでもクルトワが救いまくってる。

並のGKならチェルシーは負け試合ですよこの試合。ミスがあった後に3連続セーブとかも披露していて、高い集中力でゴール守ってます。

今回のミスなんてチャラどころかおつりが来るレベル。

ミスはミスとして反省することはあっても、ことさらに引きずるレベルの話ではないし、まして叩かれるとか意味プーなわけです。

あまり簡単に言ってくれるな

「GKはミスが許されないポジション」とは良く言われる言葉です。

ぼくはこれを外野が使うことに違和感を覚えて仕方が無い。

この言葉って、GK自らが自戒と自らの覚悟を表す言葉なのであって、外野が軽はずみに連発していい言葉じゃないんですよ。

だってミスするし。人間だもの。

なんで外野にまでこんな首元にナイフ突きつけられるかのようなプレッシャーかけられないといけないのかと。

ノイアーのプレースタイルとか本当に紙一重。いつかミスになる日はくるし、こなかったら逆に凄い。

もちろんミス連発してたらそりゃ「学習しろよ」となりますが、たかだか1回、2回のミスで「許さない」とか言われてたらやってられない。

いいじゃん、おつりくるほど止めてるんだし。

ミスとどう向き合うかの方がよっぽど大事

とまあ、ぐちぐち言ってもそれで風向きが変わるかといえば変わらないし、変わらず「GKはミスが許されない」と言われるのは変わらないでしょう。

なので、それはそれで「花粉がスゴイな…」くらいに思っておけばよくて、GKは内省をいかに行っていくかが重要だと思うのです。

ミスは出てしまう。

では、出たときにどう反省し、次の試合で同じミスを繰り返さないでやれるか?を突き詰めて練習することに重点をおくべきです。

ミスしたときに一番怖いのは「自信を失うこと」で、たった一つのミスでプレーの幅が狭まったり判断に迷いが出てしまう方がよろしくない。

なので、「ミス」の捉え方から再考する必要があると思うのです。

「ミスの線」をどこに引くのか

これからの話は気持ちの持ちようの話ですが、個人的にはすごく大事だと思っているので書いておきます。

たとえば今回のノイアーのプレーからすると「止められるシュートを止められなかった」というミスです。

この線はどこに引かれているかというと「セーフ」「アウト」の境界です。

でも、これを一つ捉えなおして「試合を通じて成長する」というところに引いておけば、今回の件はミスはミスだったとしても「成長の糧」にはなるので自信を失うことはありません。

クルトワのも同様で、「足元のつなぎにチャレンジする」ということに線が引かれていれば、ミスはミスでもチャレンジには成功しているから純粋に誤りを正すように練習すればいい。

自信を失うことはありません。

「そんな簡単に思い込めるかよ…」と思うかもしれません。

ですが、繰り返しになりますがミスをしてプレーが縮こまるほうがよほど甚大な問題です。

であるならば、少しでも自分が前向きに取り組めるメンタルの持って生き方をして、自分のスキルアップに集中したほうがいいのは、これは自明ではないかと思うのです。

まとめ

ノイアーとクルトワに関して、実力を疑うような声が大きくなるとは思えませんが、こういうミスがあってGK辞めちゃう人も中にはいるんじゃないかな…と思うんですよね。

今回は、これだけのワールドクラスのGKですらミスをするのですから、一般の人がミスをするのは当たりまえだし、それくらいで落ち込んでほしくないなと思って書きました。

ミスするのは当たり前です。

「許されない」とか言ったってじゃあ殺されでもするのかと言ったらそんなことはないし、次もまたゴールマウスに立つことになる。

であるならば、落ち込んでる暇なんてのはGKにはないんですよね。

今回は以上!

 

楢崎選手の失点との向き合い方が書いてある著書。2010年のものですが、現役GKの人には勉強になる1冊だと思います。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)